ダイエット(1) 肥満を考える

      2017/11/23

”ダイエット”という言葉が定着して久しい。ダイエットというと女性のことのイメージが強いが、昨今は女性ばかりでなく男性にもなじみ深い単語となっている。

特に世のおじ様方にとっては、トレードマークであった貫禄ある腹が、ある日から”メタボ(メタボリックシンドローム)”という言葉ですっかり悪者にされてしまいメタボ解消の大義名分のもとに、社会的にダイエットを強要されている状況である。

ダイエットは、美のための痩身を目的とするのみでなく、今や健康維持ということに重点が置かれている。

肥満:
肥満(ひまん)とは、体重が正常な値を超えている状態、あるいは体脂肪が過剰に蓄積した状況を言い、体重や体脂肪の増加に伴った症状の有無は問わない。
よく言われる中年太りは、肥満の一種である。

標準体重:
正常な体重を表す標準体重は、いくつかの算出手法があるが、BMIという体格指数で算出するのが一般的である。
自分の標準体重を知ることは肥満・メタボリック予防や改善の手がかりとするためにもなる。頭の片隅に標準体重値を置いて食生活の改善に役立てよう。

標準体重(kg) = 身長(m)×身長(m)× 22(理想とされるBMI値)



BMI:
身長と体重で算出する、BMI(Body Mass Index)という体格指数である。

BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))

日本肥満学会では、BMI:22の場合を標準体重としており、25以上の場合を肥満、18.5未満である場合を低体重としている。
日本肥満学会の肥満基準(2011年)
状態        指標
低体重(痩せ型)   18.5未満
普通体重       18.5以上、25未満
肥満(1度)      25以上、30未満
肥満(2度)      30以上、35未満
肥満(3度)      35以上、40未満
肥満(4度)      40以上

体脂肪率:
体脂肪率が高すぎれば肥満とされ、生活習慣病などのリスクが高くなる。

とはいえ、限りなく体脂肪率を低くする必要があるかと言われれば、そういうわけでもない。
適正な体脂肪率は、男性では 15-19 % 、女性では 20-25 % である。これを下回ると低脂肪で、これを上回ると肥満となる。

体脂肪率を用いれば、いわゆる隠れ肥満がつかめ、また、筋肉質なのか脂肪過多なのかも分かる。
しかし、正確な体脂肪率の測定が困難なため、その値の扱いをめぐっては諸々の問題があるのが現状である。
体脂肪率を計れる体重計が市販されているが、これらは非常に誤差が出やすく参考程度にしかならないと言われている。

 









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